
https://i.imgur.com/f3sJ2pq.jpeg
なぜ「セブンの一人負け」が起きているのか…客数減でも好調なファミマとローソンとの明暗を分けた本当の原因
https://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/
https://president.jp/articles/-/91922
=【経営戦略の失敗】
1. 「コストカット優先」による品質低下
- ステルス値上げ隠蔽:価格据え置きで内容量を削減(例:弁当容器の「上げ底疑惑」)。
- PB商品の質悪化:セブンプレミアムのアイスやカップ麺で競合より原材料の品質・ボリュームが劣る(例:ナッツ密度が低いアイスバー)。
2. 戦略の一貫性欠如
- デフレ期の「高付加価値路線」からインフレ期の「安売り路線」へ急転換し、ブランドイメージを混乱させた。
- 「うれしい値!」キャンペーンは価格訴求に偏り、消費者の「高品質期待」を裏切る結果に。
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=【消費者軽視の実態】
3. 消費者感覚との乖離
- 価格・ボリューム不満:物価上昇下で「相対的な高価格感」が顕著化し、スーパー・ドラッグストアへの流出を加速。
- 競合との差別化失敗:ファミマ・ローソンが「増量」「高付加価値」で攻勢をかける中、セブンは「安さだけ」に依存。
4. 「消えた庶民」への対応ミス
- 低所得層のコンビニ離れを「コストカット商品」で取り戻そうとする非現実的な戦略。
- 実質賃金低下で庶民が戻らない状況下、中流層向け商品開発を怠った(例:PBカップ麺のメーカー切り替えで信頼性低下)。
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=【経営陣の責任】
5. 本業軽視の経営判断
- 経営資源の分散:百貨店売却(そごう西武)やMBO(経営陣買収)に注力し、コンビニ事業が後回しに。
- 現場への支援不足:原材料費高騰への対応を「コストカット」で済ませ、商品開発力を衰退させた。
6. 競合との明暗差
- ファミマ・ローソンの成功要因:
- 高単価商品(例:ナッツ入りアイス)で客単価を向上。
- 日清食品など信頼メーカーとの連携でPBの品質を維持。
- セブンの敗因:利益優先で顧客満足度を犠牲にした結果、「一人負け」状態が固定化。
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=【専門用語解説】
・ステルス値上げ:価格を変えずに内容量を減らす「隠れた値上げ」手法(消費者不信の原因)。
・PB(プライベートブランド):コンビニ独自の商品ブランド(例:セブンプレミアム)。品質維持が競争力の鍵。
・MBO(Management Buyout):経営陣が自社株を買収し企業を私有化する手法。経営資源の分散を招くリスクあり。
・客単価:1人あたりの平均購入額。セブンは競合に比べ伸び悩み。
・実質賃金低下:物価上昇率が賃金上昇率を上回り、購買力が減少する現象。