>>659
財務省は教科書で習うように「官僚主導政治」の時代では
日本の行政を動かす中心であり
その権力は内閣や総理官邸よりも強力だった
ここでは財務省が悪だと指さすことが盛んにおこなわれ
報道でも伏魔殿として報じられ続けた

しかし第二次安倍政権でこの財務省官僚の人事権が
法的に首相官邸に移され
財務省官僚たちはその出世のゴールである財務省事務次官の椅子ですら首相の「思うがまま」になった

これで財務省内は首相の動向を常に気にするようになり
率先して首相の願う行動を取る「忖度」が過剰となり
その果てに高級財務官僚の佐川が安倍晋三にとって都合のいいようになんと公文書を改ざんする大事件が発生した

官僚にとって公文書とは絶対に変更できない自分たちの権威そのものであったのに
それを自ら首相に忖度して改ざんしたこの事件は
日本の行政が「官僚主導政治が完全に終焉し官邸主導型政治」に移行したことを示す

ここまでわかる?