兵庫県丹波篠山市で、雪が積もった桜の木に舞い降りたのは冬鳥の「カシラダカ」。「頭高(かしらだか)」の名の通り、若干、モヒカン風の頭頂部がかわいらしい。
全長15センチほどで、スズメ目ホオジロ科。枝にとまっている時や興奮した時に頭頂部の冠羽を立てる。暖かな春になると繁殖地のユーラシア大陸へと向かう。この小さな体で海を渡るのだから、驚きと共に応援せずにはいられない。
市内は26日以降、最高気温が10度を超えるようになり、週末には17度にも達するとされている。
春は目の前。雪と冬鳥の共演は見納めかもしれず、カシラダカとの別れも近い。「またね」―。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)
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