>>2 アフリカのパラジ共和国パスマンダ国立公園で食物連鎖の頂点に位置する「ンパナジ」(鋭い顎)と呼ばれるキリギリス
その中でも最大種のサパナ・ンパナジ(超鋭い顎)
遺伝子解析によると、先祖は草食の大型キリギリスと見られている
1670年から1690年ごろに起きたアフリカ大蝗害の際、多くのキリギリスは共食いのため肉食に転化した
生存競争を乗り越えるため草食を捨て肉食昆虫として生き残ったのがンパナジと考えられている
ちなみにアフリカの肉食キリギリスはこの種しか確認されていない
蝗害収束後には多くが草食に再転化したはずだが、それでも肉食が全く存在していないのは奇妙である