「教養主義」なぜ滅びた? [122319879]
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いつのまにか「あの本くらい読んでおかなきゃ」というせりふを聞かなくなった気がする。
戦前戦後を通じて人々の憧れと気後れをかき立ててきた「教養」は、どこへ行ったのか。
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(耕論)「教養」はどこへ 大澤聡さん、高田里惠子さん、福間良明さん
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16187344.html?ptoken=01JR1RW4FRZZ36FQD3CMP68M8Y >>489 向こうは大学の権威が凄いからなあ
教養主義はそこで生きてる
>>488 仮想敵としてのラカンとクリステヴァの印象しか残らない本だったな
>>489 いるところにはいるんじゃないか?
ハロルドブルームの現代版みたいな奴も
>>493 松陰の子孫の某フジテレビの女子アナの方に教養を感じてしまう
>>477 まあそうかもな~ニーチェは教養俗物、ビルドゥングスフィリスターって言ってたもんだ。
「構造と力」自体、教養主義の解体を言うもんだろ
教養が軽カルチャー化する契機じゃん
いまでも訳のわからん詐欺に騙されるバカがたくさんいるんだが
>>489 ヨーロッパだと
イタリアは子供時代にダンテの神曲の一節を暗記させられる。日本で祇園精舎の~、とやるみたいに。
フランスは大学入学のためのバカロレアで専攻関係なしに哲学の文章を書かされる。
アメリカの大学は専攻関係なしに最初の2年に基礎教養過程をアホみたいな量の本を読まされながらやる。
>>464 俺はコピペなんかほとんどやらんけど?w
やはりベースは読書だよねw 読書で身についた知識や教養は一生の財産になるよねw
>>499 まあニーチェ本人もその典型だけどなw
Bildungsromanの典型といえばニーチェもリスペクトな大ゲーテのヴィルヘルムマイスターだが、果たして教養主義ガーとかほざいてる連中のどれだけが読破して言っているのやら
>>459 だから呼び方を使い分ける方が
精確で無駄な誤解も少ない
>>500 あれはそういうポーズだろ
その後の浅田彰の行く末を見ろよw
>>498 子孫と言うだけじゃ松陰の偉大さを感じ取るだけの教養あるとは限らないなw
雑に言えば高卒のアホが発言権を得てしまったからだろ
>>502 いや、それも原典を翻訳という形でもカバーツーカバーで読む文化残っているのかなと
例えば、政治思想史なら古典のエッセンスをまとめた教科書なり読むだけで、古典も関係する分野一部
読むくらいですませるのか、ちゃんと大量の古典を読みこなす作業をするのかどっちなんだろう
>>493 受け売りじゃねえの
評価高杉(3秒考案のネタ)
>>489 トゥキュディデス『歴史』他たくさん読んでレポートらしい
>>502 俺は日本人なのに勝手に神曲の冒頭暗記してたわw
脚韻気持ちいんだよなイタリア語は
>>504 教養俗物という代物が消滅して、みんなが無知の自覚をする時代のほうが多分良さそうであるねw
世間や埒外のことにまるで興味もたない人より
動画みたりSNSに参加する人のほうが知的好奇心はつよいと思うのだけど
どうにもうまくいかんな
DAPPIや立花斎藤レベルの話しはジャップだけでもないし
>>507 お家紹介だけでも十分素質ありやとおもた
大して役に立たないから廃れた
古い知識は時代に合わない場合が多い
>>494 大学さえ保たれれば日本の教養も守られただろうね
俺は旧帝行って教授がでっち上げ論文で科研費巻き上げてると聞いて諦めた
その数年後オボボが全国ニュースになって理研の責任者が自殺した
あの日以来俺は日本が知性ある国とは思ってないわ
>>427 反知性主義って罵倒語のようになってるけど必ずしもネガティブなものではないしな
進歩派気取ったところでアベガーに陥るのがジャプサヨだし
そうなるくらいならカビのはえた聖書的価値観でも幸せならいいじゃないってのもまた真理
べつに庶民が天動説を信じてようが地球が平面だと思ってようがなんも変わらんからね
>>514 あの手のヤツは知的好奇心じゃなくて単なる刺激を求めてるだけだから
>>517 独立行政法人化してからもう大学の顔した別の何かだよな
>>489 バカロレアの試験だと、著名な古典から自由自在に引用できるくらいになっておく必要があるみたいだ
>>231 チャーチルも学生の時はラテン語拒否してたけど大人になってから後悔して色々古典読むようになった
現代においてゼネラリスト的に物事を識る事の困難はあると思う
物事の専門性が高度になり過ぎて
専門外の自称教養主義者が何かを言っても
ガチの専門家からするとお前は何を言ってるんだ?状態になってしまう
>>514 知的でないからだろ権威主義の享楽が目的だし
しかし経験の継承は只でさえ困難なのだから
特段今更悲観することでもない
>>509 ごめんごめん。
原書をガツっと読み込むのはさほど多くなくて現代語訳を大半が読む印象がある。
ボリス・ジョンソンは古代ギリシャ語で色々諳んじることができるけどあんな感じの人はとても少ない。
>>512 カッコいいなw
イタリア語は詰まる音と伸びる音のバランスが絶妙な言語だな。
タイパもコスパも悪いゴミ
マウント取りたいだけの性格悪いこどおじが好きなイメージだわ
学生運動の頃に知識があって口が達者だけど行動しない頭でっかちが馬鹿にされたらしいけど
それもしらけ世代に影響を与えた気がする
知識だけある人間はダサくて無駄な勉強をせずに要領よく遊ぶ人間がかっこいい
>>523 若い頃は常識や良識を疑ってみること大事でね。
で、社会を経験してみて常識や良識の価値を実感し
タイパって理解を伴う必要がないから教養からは最も縁遠い活動の一つ
>>510 受け売りでもきっちりそういうこと言えるのは、自分のものにしてるからだよねw
>>515 先祖が偉いだけで教養人なら、安倍ちゃんの先祖も偉い人だったし、安倍ちゃんも教養人だろうw
>>399 時間をかけて自己を涵養するのではなく既存の権威をお手軽に利用してなんとなく凄いと思われることでインスタントに自己を満たすやつだな
>>502 日本も古典を暗唱させるべき論はあるな
戦前に記紀でそれやってGHQに禁止されたけどなんらかの試みはあってもいいのかもしれんけどまたサヨクが喚き散らかすんだろうな
>>528 それに同調して行動行動言ってた三島の結果がアレだからなw
>>524 広く浅くって現代の専門研究のレベルだと成り立たないからね。
丸山眞男とか、日本思想史の専門家からも西洋思想史の専門家からも今となっては
解釈がおかしいって叩かれるし。
>>531 誇りを感じるインテリアだったわ
夫はロランバルトの親戚らしい
あれだろ 構造と力のブームが終わって
ファッションアイテムとしての教養主義ってバレちゃったからだろ?
リベラルメディアがやたらと本を読めというけど
勧めてくるのが文学作品じゃ何の役にも立たない
>>524 米国企業の経営者の経歴を見ると専門分野の大学卒業した後に経済、経営の観点の大局観をMBAで学ぶダブルスクール、トリプルスクールの世界みたいよ
>>522 でもさ、フランス経済あんまよくないよな
>>537 ロラン・バルトかぁ。ニューアカのころは教養扱いだったよな~
>>519 リベラルって反知性主義になっちゃったよな
>>536 丸山眞男の基礎研究なんて戦時中のだろ?
そりゃ流石に例になってないのでは
教養主義なんて言うけど勉強して学をつけたやつらがくそみてーな啓発本しか出さないだけだろ。
そしてそれを読んでないやつ知らないやつを腐すだけで何も産みやしねえ。
そういうくそみてーな思想が溢れすぎてるから本読まずにくそ人間には関わらないっていう方向に皆ができる限り頭使ってるだけ。
>>542 消化できた奴は殆どいないんじゃないかね
蓮實や浅田ですら全然拾えていない感じ
>>544 いや、当時の水準からしてもそもそも西洋思想の理解が甘いということと
漢文の読み込みが甘いということどちらも批判がある。まあこの場合教養主義というより
学際的研究の失敗例みたいなもんだと思うけどね
>>541 パリで暴動がしょっちゅう起きて滅茶苦茶なように見えてしっかり経済成長しているのはエリートの能力高いという考え方も
i.imgur.com/G4phnqy.jpeg
>>547 まああんま詳しくないが同期の脇圭平や橋川文三に比べたら学者とした一つ二つ落ちる感じはあるよな
地位的に学生の標的にされて目立ちはしたけど実質『日本の思想』だけの一発屋という印象
>>523 ジャップラは進歩主義が強いというか新しいものが常に正しいという偏った価値観あるよな
それが昨今の若さというより幼さを賛美する幼稚性につながってる節はあると思う
宗教が強い地域だとむしろ歴史が進むにつれ退化するという考えが強かったりする
>>550 日本は昭和30年代の美しい日本を取り戻すという政治家が選ばれる国では
>>229 しかしソーカル本人はエンゲルス流の極左だけどなw
頭良かったら自民党が天下とれないだろおおおおお!!!!反教養主義が一番!
>>4 学歴資産収入容姿家族といったマウントは健在である事を考えると
「棒」でしかないからだろうね
ファンタスティック・フォーの映画予告を見ると1960年代SF世界という感じで、
米国もノスタルジー志向でヤバいと感じたから日本だけではないのだろうけれど
ポストモダン批評が空っぽの洞窟だったのが決定打になったんだろ?
あれで哲学や社会学が、意味のない学問もどきと看破されてしまった
文系学部は、日本の大学から全廃するべきだろ?
>>8 でも俺やお前は文豪じゃない
文章は出来る限り短くすべき人種だ
>>556 >>517も言ってたが小保方事件で日本の理系も同じだとバレたと思うんだがな
しかも肝心のソーカルとブリクモンの本の内容は『構造と力』同様誰も読んでないし読めないという状況w
>>229 『知の欺瞞』棒を振り翳すのも詭弁だよ
論文不正があったから
と学問全否定するみたいなもの
俺は左翼が嫌い
と素直にお前の感情論を言えば良いだけなw
ポストモダンというのはモダンな思想や文化を理解した上で成り立つからモダンの教養無しにいきなりポストモダンだと空っぽになるとか?
>>546 ロラン・バルトについては、蓮實重彦で名前知ってそれっきりって奴が多いんじゃん?
S/Zまで読んだやつはあんまり居ないだろうw
権威主義的土人がいかに権威主義的であるかを理解するためには
それなりの教養が必要でしょう
なぜか安倍に支持者が発生して政権を維持できたか?
ジャップ社会の中にいるだけでは理解できないと思う
『知の欺瞞』はポストモダン哲学の理論と大学院レベルの数学物理学の両方にある程度通じてなきゃ読めないからなw
>>561 実際問題そう言う欺瞞について内省しようと言う気が無いのがなぁ…🙄
誰しも知的探求心が単なる権威主義にならないよう気を付ける必要はあるよ
効率至上主義が蔓延した結果、国民は余暇にタイパを求め、政府は学問にコスパを求めるようになった
エコノミックアニマルと揶揄されてた時代の方がいくらかマシだったんじゃないかな
やっぱり俺みたいな馬鹿が大学に入れた時点でこの国はおかしいんだよ
今は金持ちの方が持て囃されるし
その金持ちの発言ってだけで無条件に信じる奴ばかりになってきた
>>571 権威主義の一形態でしかないしジャップらしい特徴で、今さらです
民主主義と高度消費資本主義の悪魔合体。今の自由民主主義が壊れつつあるのは、「人間は基本的に愚かだが、教育と実践を通して国民が自らを政治を担う資格のある主体に陶冶していく」という契機が欠落しているから。シティズンシップ教育もろくにやらず、インターネットが広がれば「言論の民主化」が広まり世界は良くなるという何の根拠もない妄想で暴走した結果が今。今必要なのは、共同体的なるもの、共和主義だよ。
>>567 内省しようという気がない
なんてのも決め付けじゃね?
IOTの普及で底辺が大量に可視化されて
そいつらが表に出てきたから
「知の欺瞞」によって、ニューアカ時代に洪水のように溢れていた哲学の新語がほとんど意味ない代物とわかったわけで、ニューアカ時代の教養はニューアカブームの終焉とともに消え去るだろうが、それより前の日常言語と厳密に定義された科学用語に依拠していた哲学は、ブームのあとも残るであろうねw
>>573 自己責任連呼の食い尽くしによって
共同体主義は破産しましたw
>>574 大学教授とかが身につけた知識人としての手法やスタイルを通さないでSNSで発言すると知識人の株が下がり
>>579 その設定で葬りたがっている努力は認めますよ
結局、左翼リベラルは知的でもなんでもなく
消費のセンスで、他人にマウントしている唾棄すべき堕落した輩だと
見抜かれてしまったことが原因なのでは?
そして文系学問の意味のなさ、稼げなさ、空虚さ こういったものが見透かされたしまった
>>582 実際、ニューアカ時代の哲学で後世まで残るものがどれだけあるかは疑問であるねw
教養が貧者の棒として使えなくなったからだけどな
昔は低学歴でも貧乏人でも本を読めばブラック企業の労働環境に抵抗できたが今はできない
ただそれだけ
知識が豊富なことは良いが使い道が他人を見下すことに全振りしてる人の多いこと多いこと
そうかと言っていざ行動するとまるで使えない
自由民主主義とは異なり共和主義は市民としての義務を要求するし、よき判断力を養うために国民に学びも求める。市場経済が肥大化して社会全体を覆い、経済活動が人生のすべてみたいになれば国民もろくに学ばなくなり、公共性を喪失するのは自明の理。それでうまくいくならいいが、それも壊れつつあるのが今(トランプが象徴的)。経済活動だって結局は政治、社会の安定性の上に成り立つものだからね。要は資本主義とリベラルデモクラシーの組み合わせという近代以降の政治が行き詰まりつつあるのが今だと思うけどな。
>>584 だから葬りたいという感情的な話だよなw
押付けられた流行の枠組で視る必要さえない
>>581 ちょっと前に見て驚いたのがさ
映画からアメリカ社会を読み解くという講義を大学生相手にしていたと
ただ、その講師はアメリカに住んだことはなく、英語が話せるわけでもない
それでアメリカ社会を映画から読み解く これ・・・驚いたね
リベラリズムというのは理想は遠いけれど七転八倒しながら近づいて行こうぜなのでいつも行き詰まっているところからどうするかのような
中公新書の2003年発行の『教養主義の没落』が最近面陳されてて、なんでかな〜と思ってたが、
https://i.imgur.com/Tuu6Wef.jpeg 岩波新書の『「勤労青年」の教養文化史』も面陳されてて、「なぜ働いていても本が読めたのか」とポップがあってようやく分かった
https://i.imgur.com/InX74Rq.jpeg 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が新書大賞になって売れてるからか
https://i.imgur.com/wPkSSXv.jpeg >>503 なんか矛盾してますね。ネットのコピペしかできないくせに
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