https://www.sankei.com/article/20250409-ILJM6PMPBBOLLFHHZFOPA37NDI/

作業服大手のワークマンが3秒程度で温度を最大約28度も下げられる冷却ベスト「着る冷凍庫」を発売した。
厳しい暑さの建設現場などで身体を冷やしながら、作業できる。
今年も早い段階から猛暑が予想されており、熱中症対策などとして重宝しそうだ。

ベストを急速に冷却する秘密は、半導体の一種で「ペルチェ素子」と呼ばれる電子部品だ。
板状で、電流を流すと片面で吸熱(冷却)し、もう一方の面で発熱(加熱)する仕組み。
この電子部品を付けたベストを着て、スイッチを入れるとわずか2、3秒で電子部品の表面温度が最大約28度下がる。
仮に表面温度が30度だと、2度にまで冷却できるという。
背面と前面にこの電子部品を搭載し、上半身を包み込んで冷やせる。