
https://news.yahoo.co.jp/articles/c70af33234e36d2be35800bd2804e1f1b3081d9e
F1バーレーン・グランプリ(GP)決勝が13日(日本時間14日)に行われ、レッドブルの角田裕毅(24)が緊急昇格後初入賞となる9位に食い込む奮闘を見せたが、レース中に激しいバトルを展開したカルロス・サインツ(ウィリアムズ)と遺恨がぼっ発して波紋を広げている。
問題の場面は30周目に起きた。角田とサインツが横並びで激しいバトルを展開した後、サインツ右側のサイドポッドに大きく穴が開いて損傷。サインツはその影響でリタイアを余儀なくされた。
この状況に、サインツはチーム無線で「彼ら(審査委員)はユウキを調査すべきだ。なぜならターン1の出口で彼が僕にやったことは、本当に愚かだからだ」と怒りを爆発させた。レース後も、繰り返し角田への不満をあらわにした。
2人の間に遺恨がぼっ発したことで海外メディアは続々とこの件を報道。ポルトガルのモータースポーツ専門メディア「モトシシリスモ」は「角田裕毅の暴走でカルロス・サインツのバーレーンGPが大混乱、物議を醸す」と題して、大々的に特集した。
「バーレーンGPで、サインツと角田は息を呑むほどの激戦を繰り広げ、サインツにとって悲惨な結末を迎えた。サインツは、角田の『コントロール不足』がレースを台無しにしたと不満をあらわにした」と伝えた。