
自民党の西田昌司参院議員のひめゆりの塔に関する発言について、党県連所属の新垣新県議は5日、琉球新報の取材に「誤った考えで歴史を歪曲(わいきょく)している」と述べ、謝罪と撤回を求めた。
新垣氏は糸満市区選出。「個人的な見解」とした上で、発言について「沖縄戦の犠牲者や県民を傷つける暴言で、地元の議員としても怒り心頭だ。政治家としての資質に問題があるのではないか」と強く批判した。
シンポジウムを共催した自民県連は、座波一幹事長名で「過去の大戦を巡って県民は苦難の歴史を歩んできた事実があり、県民の反発を招くような表現は避けるべきではなかったかと感じている」とのコメントを出した。
発言について「講演全体を通じてあくまで個人の見解、感想を述べられたものと受け止めている」とした。
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