https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20250509/2040019785.html
和歌山 受刑者から預かった指輪盗んだ疑い 刑務官を逮捕
和歌山市の和歌山刑務所で、受刑者から預かっていた指輪を盗んだとして、６０歳の刑務官が警察に逮捕されました。
逮捕されたのは静岡市葵区に住む刑務官の本田明士容疑者（６０）です。
警察によりますと、当時、勤務していた和歌山刑務所で、去年（２０２４年）１０月からことし２月までの間に、所内で保管されていた受刑者の私物から、時価７０万円相当の指輪を盗んだ疑いが持たれています。
刑務所に入る際に預かった受刑者の私物は、会計課の金庫で保管されていますが、会計課長として、保管の手続きなどに関わっていたということです。
ことし２月、指輪の持ち主が刑務所を出る際に、預けた指輪がなくなっていることに気付き、和歌山刑務所からの被害届を受けて、警察が捜査していました。
刑務官は、先月（４月）から静岡刑務所で勤務していて、警察の調べに対して、「会計課の金庫から盗みました」と容疑を認めているということです。
勤務していた刑務官が逮捕されたことについて、和歌山刑務所の三木直美 所長は「事実を重く受け止めている。捜査に全面的に協力し、事実関係が明らかになった段階で、厳正に対処する」とコメントしています。
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