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百日ぜき、週報過去最多23人 福島県、注意呼びかけ
福島県が8日公表した感染症発生動向調査週報(4月28日〜今月4日)によると、激しいせきが特徴の感染症「百日ぜき」は23人(前週比6人増)の感染が報告された。全数報告が始まった2018年1月以降では19年6月3〜9日の19人を上回り、最多だった。流行が拡大する恐れがあり、県が注意を呼びかけている。
保健所別では郡山市が16人で過半数を占めた。このほか相双、いわき市で各2人、福島市、県中、会津で各1人の感染が確認された。百日ぜきは小児の感染が多く、乳幼児は重症化するリスクがある。感染経路は飛沫(ひまつ)感染や接触感染とされている。
百日ぜきは全国的に流行しており、前週は全国で2176人の感染報告があった。県内での報告件数は全国39位と低い感染者数で推移しているが、県は手洗いやマスクの着用などの感染対策を呼びかけている。
両頬などに赤い発疹が出る伝染性紅斑(リンゴ病)も流行が続いている。県内28カ所の定点医療機関から1施設当たり2.89人の感染が報告された。前週の3.14人を下回ったものの、過去5年と比較して多い状況が続いている。
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