神戸市北区の自宅で、10歳の息子の頭や背中などを殴打するなどの暴行を加えたとして、兵庫県立高校の教諭である父親と別の県立高校の事務員である母親が逮捕されました。
警察によりますと、神戸市北区に住む父親（58）と母親（52）は、今年4月22日の午前4時ごろから午前6時ごろにかけて、小学生の息子に対し、頭や背中、尻を複数回殴打する暴行を加えた疑いがもたれています。
この日、小学校で男の子の顔が赤く腫れていたのを教員が気づき、理由を尋ねたところ、「お父さんとお母さんに叩かれた」と話したため、学校から児童相談所に連絡したことで事件が発覚。
警察の調べに対し、父親は「今日は早く寝ようと約束していたのにその約束を破ったことに腹が立って、右の手のひらで頭と背中を1回ずつ殴ったことに間違いありません」、母親も「夜中はちゃんと寝なさいといつも言っているのに、何で言うことを聞かないんだと思って叱りつけ、そのときに手のひらで頭、お尻、背中を何回も叩きました」と話し、容疑を認めているということです。
男の子の背中から尻にかけて、十数か所に及ぶあざが確認されていることから、警察は日常的に暴行があったとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a1c93fc30f48506a391f587dd21485e17af8140
