
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250521/k10014812561000.html
「モペット」などと呼ばれるペダル付き電動バイクを無免許で運転して事故を起こし、重い障害が残るけがをさせたとして危険運転傷害の罪などに問われた運転手に対し、東京地方裁判所は懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
藤井愛斗被告は、大学生だった去年10月、東京 世田谷区の路上で「モペット」などと呼ばれるペダル付き電動バイクを無免許で運転して自転車と衝突し、50代の男性に重い障害が残る大けがを負わせた危険運転傷害の罪と、その後、犯人の身代わりをしてほしいと知人に依頼した罪に問われました。
21日の判決で東京地方裁判所の林直弘裁判官は「運転免許を取り消されたあとにモペットを購入し、無免許運転を繰り返した。事故の前に酒を飲み、一方通行の道路を時速33キロで逆走し、交差点で衝突していて、危険性が高い」と指摘し、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。