■選挙の争点は「信頼回復」
「前橋初市まつり」で小川氏に「頑張ってください」と声をかけていた60代の主婦は、「いろんなところに顔を出してくれるから応援しています。ラブホ問題はもういいですよ」と話していた。
小川氏は県議時代、立憲民主党系会派に所属していた。この日、同行していた立憲民主党元衆院議員の堀越啓仁氏は一連の騒動についてこう話す。
「私は実際に見ていないので、真相はわからない。市長として実現した実績は真実として受け止めることができるので、大手を振って応援しています」
地元では、小川氏が在職中に給食費の無償化を実現したことを高く評価する声を多く聞いた。本人のキャラクターも人気だという。
「誰とでも距離を縮められ、相手の立場に立って話ができる政策通でもある。コミュニケーション能力が非常に高いから、一度会って、話をしたらファンになる人がたくさんいる」(堀越氏)
夜が更けた午後7時からは小川氏は前橋駅前で、市民と対話する「街角対話街宣」を開いた。集まった市民ら70~80人からは1時間にわたって質問が次々と出たが、騒動には誰も触れなかった。
4日連続で「対話」に来ているという地元の高校1年生はこう話す。
「自転車で30分かけて1人で来ました。やさしさが伝わってくる人なので、来たくなります。ラブホテルについての質問は見たことがありません。集まった人はみんな応援しようという気持ちが強い」
一方の丸山氏は、前市長の辞職の翌日、市長選に真っ先に名乗りを上げた。山本知事や、小川氏に辞職を迫った市議会の保守系会派の支援を受ける。前橋で生まれ育ち、小川氏と同じく弁護士だ。「信頼される新しいリーダーが必要」などと訴えている。
小川氏が優勢との報道について9日、丸山氏本人にぶつけると、「負けているつもりでガツンといきます」とガッツポーズを作り、選挙の争点を尋ねると「信頼回復です」と答えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c5affc269748b1e545fed12b23193026af95928
