携帯の履歴「トランプ」「マドゥロ」民兵が検閲 監視増すベネズエラ
1/11(日) 6:00配信
南米ベネズエラで米国が大規模な軍事作戦に踏み切り、マドゥロ大統領を連れ去ってから1週間。
軍事基地などが攻撃された首都カラカスでは、人々は仕事を再開し、普段の暮らしに戻っている。
だが、体制維持に懸命な暫定政権は、市民への監視をより厳しくしている。
現在の街の様子を、カラカスの公共バスの運転手(40)が9日、電話取材で明かした。8日の首都カラカス。
男性が運転する公共バスが、検問のため警察に止められた。警察は車両番号を確認し、
バスに乗り込み、男性の名前を聞き、乗客を見回す。理由は分からないが、「不審だ」と判断された乗客がバスから降ろされた。
男性によると、街の中心部には検問所が1キロごとにあり、3日の攻撃以降、その数は増えたという。
米軍の攻撃があった3日、全土に非常事態宣言を出した政府は、「米国の攻撃を支援した全員の捜索と逮捕」も命じた。
警察や軍隊は、現体制を脅かす動きに目を光らせている。
■市民「外出前、履歴削除しなければ」
さらに、マドゥロ氏を支持する「コレクティーボ」と呼ばれる民兵組織が、街のいたるところに姿を見せる。
覆面をして銃を抱え、歩く人々を立ち止まらせ、携帯電話を差し出すよう要求。SNSの会話の検索画面で「マドゥロ」「トランプ」などと打ち込み、
米国を支持する内容でないか確認するという。
「外出前に、携帯のメッセージや通話履歴を削除しなければならない」と、運転手の男性はため息をついた。
AFP通信などによると、3日以降、マドゥロ氏の逮捕を祝った農民2人や、22人のジャーナリストらが拘束された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d9087929d2a56e62e0bb6b6eb6d87ac85223fed
