中国の大手自動車メーカーである中国第一汽車集団は19日、日本初の販売店を大阪市のJR難波駅前に開いた。高級車ブランド「紅旗」の各車種を販売する。同日は在日中国人や大使館関係者らが訪れ、車の内装などを熱心に確かめていた。

19日に店舗へ来た会社経営者の何英樹さんは「外観の高級感は欧州車以上だと感じている。日本のような車大国で中国車に乗れるようになるとは」と話していた。

店舗は当初、セダン「H9」のガソリン車やマイルドハイブリッド車を販売する。税抜き550万〜1150万円。2022年夏に多目的スポーツ車(SUV)タイプの電気自動車(EV)を投入する。同年中に300万〜400万円台の車種も増やす。

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