無期懲役で「ばんざーい!」…東海道新幹線“22歳無差別殺傷犯”がみずから語った「友人」「恋人」「孤独」

2018年6月9日、小島一朗(当時22歳)は、走行中の東海道新幹線のぞみ256号内で、ナタとナイフを使い、女性2名を襲い、止めに入った男性1名を殺害した。

 小島の望みは「無期懲役刑になり、一生刑務所に入ること」だった。

無期懲役で「ばんざーい!」…東海道新幹線“22歳無差別殺傷犯”がみずから語った「友人」「恋人」「孤独」

小島はADHDの診断を受け、障害者手帳を持っています。過去には精神科病院に入院していたこともあります。その時にできた友人とは縁が切れていません。この本を渡したところ「私の友人たちは買ってくれるそうです」と答えました。

 実際に友人とどういった話をしているのかはわかりませんが、一回だけ小島に「他の受刑者からもらった手紙に書いた返事」を見せてもらったことがありました。そこで小島は食べ物の話をしていた。彼は世間話も普通にできるんです。

 小島には彼女もいて、文通したり一緒に短歌を詠みあったり、交流もしていたようです。何度か「孤独」についてたずねたことがありますが、「刑務所に入るのは孤独だからではない」と強調して言うこともありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c944f973c2321365dfe0dd1052a7b38dce8a900?page=2