「魔法先生ネギま!」などの作品の漫画家・赤松健さんが、自身の漫画が海賊版サイトに無断掲載されたことをめぐり、サイトに広告を出稿した代理店に対し、裁判で損害賠償を求め勝訴したことを受け24日、会見を開きました。

「魔法先生ネギま!」などの作品で知られる漫画家の赤松健さんは、自身の作品を無断で掲載していた海賊版サイト・「漫画村」に広告を出稿していた広告代理店に対し、損害賠償を求め訴えを起こしていました。

これについて東京地裁は21日、「海賊版サイトに広告を出稿することは著作権侵害のほう助にあたる」などと指摘し、広告代理店2社に対し、赤松さんの請求通り1100万円の損害賠償の支払いを命じました。

赤松健さん「魂をけずって描いている作品を無断でコピーして、右から左に流すだけで広告料を得られると、こういう海賊版サイトは許せない」

赤松さんは24日の会見でこのように述べ、「海賊版サイトに広告側からダメージを与えることができる画期的な判決」「漫画表現を守る大きな一歩」と語りました。

https://www.news24.jp/articles/2021/12/24/07998596.html
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