――しいて前例をあげるとしたらスタンダップコメディとか?

爆笑問題の太田:俺らが1時間半のノンストップの漫才をやろうと思ったのは、最初は単独ライブでやったんですけど、その頃にエディ・マーフィーが劇場でやっているスタンダップコメディのVHSを見たんです。で、これができるんなら漫才もできるなと思ってやり始めたんですよ。ところがエディ・マーフィーのは、あれで全米回っているからネタが練られているんですよ。しかも当時のエディ・マーフィーは若いし、その後俳優になってすぐにやらなくなるわけです。でも、俺らはそれをこの歳になってまでやろうとしているから。だから前例があまりないんですよ。それは仕方ないなと思って。見本がないのは俺らのいいところだとも思うけど、今後どうなるかわからない。それは仕方ないですね。

https://news.mynavi.jp/article/20211224-2238025/