マレーシア貿易産業省は13日、日本を手本とするマレーシアの「ルックイースト(東方)政策」が始動してから今年で40周年となるのを記念して公募していた公式ロゴのデザインを発表した。

同省によると、昨年10月26日〜11月20日に実施したデザインコンペには171作品の応募があった。

貿易産業省や外務省、公共サービス局(PSD)、在マレーシア日本大使館の代表者で構成される審査委員会は、満場一致でクアラルンプール在住のクー・コンヘンさんの作品を選出した。日本とマレーシア両国の国旗の色をあしらったデザインは、両国の経済・社会面での強い結び付きを表しているという。

1982年に始まった東方政策で、マレーシアと日本は貿易や投資、人材育成などの面で協力を深めてきた。貿易産業省によると、過去40年間で2国間貿易額は4倍近くに拡大した。

■記念事業の公募開始

日本、マレーシア両政府はまた、東方政策40周年記念事業の公募も始めた。在マレーシア日本大使館によると、2国間関係に焦点を当てた行事やプロジェクトの企画書を募集する。

記念事業として採択されると、「東方政策40周年」の名称および公式ロゴを使用できる。

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