高知県や徳島県の港で漁船沈没や転覆相次ぐ
四国では高知県と徳島県で船が沈没したり転覆したりする被害が確認されています。
高知県では、室戸市の佐喜浜港で、合わせて5隻の漁船が沈んだり転覆したりしています。NHKが上空のヘリコプターから撮影した映像では、このうち3隻の船が後ろの部分が沈み、船首だけが海面に出ているのが分かります。
また別の2隻の船は、船の底の部分を海面に向けて転覆している様子が確認できます。
東洋町の甲浦漁港でも1隻の船が転覆しています。
さらに四万十町興津の小室漁港では、3隻の船が転覆し、1隻が係留していた場所から流されたということです。

また土佐清水市によりますと、三崎漁港に係留していた4隻の漁船が転覆したり、係留していた場所から流されたりしたということです。
高知県は引き続き情報収集を進めています。一方、徳島県海陽町によりますと、宍喰漁港やその周辺で漁船5隻が転覆しているのを町の職員が確認したということです。
けが人などは確認されていないということです。
そーす
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220116/k10013433281000.html