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スマートフォン向け人気ゲームアプリ「にゃんこ大戦争」のデータを改ざんし、不正に作ったアカウント(登録情報)を販売したなどとして、京都府警は、愛知県岡崎市の無職女(22)ら5人を私電磁的記録不正作出・同供用容疑などで書類送検した。

 捜査関係者によると、女は会社員の男(27)や専門学校生の少年(17)と共謀。2020年10月上旬、ポノス社(本社・京都市下京区)が提供する「にゃんこ大戦争」に「チート」と呼ばれるデータの改ざんを行い、ゲーム内通貨「ネコカン」を不正に増やしたアカウントを販売した疑い。電気工事業の男(39)と専門学校生の男(20)は同7月、別の人物によって改ざんされたアカウントを購入して使用した疑い。

 女は、ゲームのアカウントを売買するサイトで、不正アカウントを1件1000〜1800円で販売し、2019年9月〜20年12月に約33万円を売り上げていたという。

 「にゃんこ大戦争」はネコのキャラクターで敵の城を攻め落とすゲームで、12年11月に配信開始された。同社によると、ダウンロード数は6700万件以上。無料で遊べるが、課金して「ネコカン」を増やせば、キャラクターやアイテムを購入し、ゲームを有利に進めることができる。