インド洋の島国モーリシャス沖合で昨年、日本企業の大型貨物船が座礁し、燃料油が流出した事故をめぐり同国の裁判所は20日、航海の安全を脅かした罪でインド人船長と乗組員の2人に有罪を言い渡した。地元紙などが報じた。量刑は27日に言い渡されるという。

 貨物船は昨年7月25日、モーリシャス南東約2キロの浅瀬で座礁した。8月6日になって燃料油約1千トンが流れ出し、海岸線約30キロにわたって漂着。マングローブ林などを汚染した。

https://www.asahi.com/articles/ASPDR2PKQPDRUHBI006.html