一般社団法人「日本視覚障がい者美容協会」(JBB)は同年11月、視覚障害の女性を対象に性被害に関するウェブアンケートを実施。68人から回答があり、視覚障害に乗じたと考えられる状況で性的な被害に遭ったことがあると回答した人は48人だった。

被害の内容別(複数回答可)では、以下の順で多かった。

同意のないボディタッチ(32人)

痴漢(27人)

不快な性的ジョーク(24人)

つきまとい(23人)

手引きの際に手をつながれる(20人)

電車で知らない人からしつこく声を掛けられる(12人)

待ち伏せ(6人)、同意のない性交(4人)、盗撮(2人)もあった。

自由記述では、「抱きつかれた」「カーテンの隙間から着替えを見られていた」「勤務先の治療の台でそのまま性的行為をされた」「誘導される際に後ろから腰を抱かれるようにされた」といった訴えもあった。

場所別(複数回答可)では「電車内」が最も多い30人で、「外出先の街中」(27人)、「自宅近く」(18人)、「職場」(14人)と続いた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a266a079c6e125506d874639be952827f9da775f?page=2