【死亡詳細】。
24日発表された県内の死亡者は、40代の男性と90代以上の女性のあわせて2人でした。
このうち、40代の男性は、今月中旬、発熱などの症状で県内の病院を受診したあと、陽性が確認されましたが軽症だったため、自宅療養していました。
今月19日、男性から「38度台の発熱はあるものの倦怠感はない」という報告があり、保健所は、重症化の恐れはないと判断していましたが、翌日、男性や同居の家族と連絡が取れず、その次の日の21日午前中に、保健所が家族と連絡を取ったところ「本人は電話に出られるような状況ではない」などとして、電話が切れたということです。
その30分後に、家族が119番通報し、男性は病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されたということです。
男性の容体が急変したことから保健所が変異株の検査を行ったところ、デルタ株に感染していた疑いがあることがわかりました。
男性はパルスオキシメーターを持っておらず、基礎疾患はなく、ワクチンは接種していなかったということです。