働く人たちの何気ない日常を切り取ったクスリと笑える「サラ川」は、今回で35周年を迎えた。第一生命によると、こうしたタイミングを踏まえ、「サラリーマン川柳コンクール」という名称を変更することを決めたという。新しいネーミングは、ベスト10の発表と同様、5月下旬を予定している。
なぜ名称を変更することを決めたのか。第一生命の広報担当によると、「サラリーマン川柳コンクール」は元々社内報の企画から始まったもの。そのため職場をテーマにした川柳が中心だったが、近年は働く人に限定せずに募集を行ってきたという。
担当者は「これまでも主婦や定年を迎えた人など、働く人に限らず応募を受け付けてきました。開始から35年の節目でもあるので、より開かれたコンクールとしてバラエティに富んだものになったらいいなとの思いを込めています」とハフポスト日本版の取材に語った。
「サラリーマン」という言葉は、男性を意味する言葉が使われていることから、男性を中心としてきた社会構造や男女の役割分担意識が反映されたものだという指摘がある。
こうした背景があるのかとの問いに対しては、「様々な“働く人”が増え、働き方も多様化しています。そうした時流を踏まえたものです」と語った。
 

https://m.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_61f23dc2e4b01d3f2996aee8/