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なぜ?ヒカル「ユーチューバー馬鹿にした」芸人に激怒も批判殺到の事態

人気ユーチューバー・ヒカルが4日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、YouTubeをバカにしたお笑い芸人に怒りを露わにしたことが大きな反響を呼んでいる

動画の中でヒカルの兄・まえっさんから「そういえば最近飯に行ったときに、芸人さんにこき下ろされとったやん」と話を振られた。ヒカルがある人物の紹介で会食に招かれた際、同席していたお笑い芸人が「結局、ユーチューバーは芸能人の真似事で落ちこぼれ」、「「YouTubeなんて、もう2〜3年で終わるからね。今のうちに稼いでいた方がいい」などとYouTubeを見下す発言を繰り返したという。

「とにかくこっちを下に見てくる発言をメチャメチャしてくるわけよ。40くらいのヤツでさ、全部反論にしてボコボコにしたろかなと思ったけど、そこは食事の席でグッとこらえて。正直ハッキリ言っとくけど、おまえが俺に勝ってるところ、一つもないで!」と語気を強めると止まらない。

「そいつは中途半端に売れていて、中堅芸人の真ん中のちょっと下くらい。どうせ言うてもそんな稼いでいないし、テレビ番組のレギュラーもちょっとしかないし、よくそんなこと言えるな。空気を悪くするだけして、会計も払わずに帰って行ったもんな。あんなに上から言っといてホンマにダサすぎるわ。おまえで笑ったことないし、おまえが30年かけて稼ぐ金をこっちは2〜3年で稼いでるからな、なめんなよ!」と怒りをぶちまけた。

 そして「おまえはエンターテイナートして二流やから、バズるからと言っても、どうせやり合われへんわけやろ?これも見て見ぬふりするんやろうけど、ホンマに面白い人なんやったら、来て欲しいと思うけどな。この出来事すら笑いに変えてほしい」と共演を呼びかけていた。

 チャンネル登録者数469万人と絶大な人気を誇るヒカルはYouTubeで活動していることにプライドを持っている。その大切な場所を馬鹿にされたことが我慢できなかったのだろう。
 だが、この動画が配信されると思わぬ事態に。ネット上では、「金持ちケンカせずとは本当によく言ったものです。なぜそのイライラをわざわざみんなに公表しなければならないのか?そんなこと普通に社会にいたら味わうことだよね」。「バカにされた悔しさは本人しかわからないものだけど、収入で人間の勝ち負けの話になると残念。芸能人だろうが、ユーチューバーだろうが年収が高かろうが、安かろうが人の価値はそんなもので決まらない。収入で勝ち負けを覚えてしまうと自分の間違いがあっても、勝ち組としての発言、人になってしまうので気をつけてほしい」などヒカルに批判が殺到する事態となった。

「ヒカルは頭の回転が速くYouTubeの企画力、演者としての振る舞いなどトップユーチューバーとして実力が抜きん出ていることは間違いありません。ただ今回は馬鹿にされた芸人より自分の方が金を稼いでいるという話を持ち出して怒りをぶちまけたのがまずかった。お金を稼ぐことだけが優秀かどうかを測る尺度ではないですから」(スポーツ紙芸能担当記者)

 YouTubeで成功を収めているヒカルはテレビ進出にも意欲を見せている。1月14日に配信したYouTube動画で、「テレビで有名になりたいというよりも、広告として使いたいという気持ちが芽生えとって。テレビに出ることでしか手に入らない層があって、いい出方をすれば月に1回でも相当話題性もあると思うし」とテレビ出演の意図を説明。

「テレビで通用する可能性が俺にはあると思っていて。トークもある程度いけるし、ユーチューバーとしても有名だし、実業家としての実績もあるから。爆弾発言と炎上もオッケーやからさ」と自信を口にしている。

 ヒカルが「馬鹿にされた芸人」と共演が実現するのは自身のYouTubeチャンネルか、それともテレビの世界か――。今後の動向が注目される。