野党共闘が効果 自民大物敗北相次ぐ
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自公政権の継続か、市民と野党の共闘による政権交代かが問われる歴史的選挙戦となった第49回総選挙(総定数465)が31日、投開票されました。日本共産党(公示前12議席)は比例で9議席を獲得。小選挙区では「オール沖縄」でたたかった赤嶺政賢氏が沖縄1区で3回目の当選を決めました。自民党は公示前の276議席を減らしましたが、自公で過半数を維持。自民党単独でも過半数を維持しました。市民と野党の共闘が力を発揮し、小選挙区で自民党の甘利明幹事長や若宮健嗣万博担当相が敗北を喫したのをはじめ派閥の代表や閣僚経験者などが敗北する選挙区が生まれました。

比例代表で日本共産党は、東北ブロック(定数13)で高橋千鶴子氏が7選、北関東ブロック(同19)の塩川鉄也氏が8選、南関東ブロック(同22)の志位和夫委員長が10選を果たしました。東京ブロック(同17)で笠井亮氏が6選、宮本徹氏が3選。東海ブロック(同21)で本村伸子氏が3選。近畿ブロック(同28)で穀田恵二氏が10選、宮本岳志氏が5選、九州・沖縄ブロック(同20)で田村貴昭氏が3選を決めました。

 沖縄2区で「オール沖縄」の新垣邦男氏(社民党)が初当選しました。

 「本気の共闘」態勢をつくり総選挙にのぞんだ市民と野党の共闘が力を発揮。神奈川13区で野党統一の太栄志氏(立憲民主党)が自民党の甘利幹事長を破って当選。東京8区では、野党統一の吉田晴美氏(立民)が、自民党元幹事長の石原伸晃氏を下し、選挙区で当選しました。香川1区でも、野党統一の小川淳也氏(立民)が、平井卓也前デジタル担当相に勝利しました。