大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で、適切な熱中症対策を怠り、着ぐるみ姿でダンス練習をしていたアルバイト男性を死亡させたとして、府警枚方署は16日、業務上過失致死の疑いで、現場責任者だった京阪レジャーサービスの男性社員(44)と女性社員(47)を書類送検した。

送検容疑は令和元年7月下旬夜、体調を把握するなどの熱中症対策を十分に行わず、屋外広場でダンサーらにキャラクターの着ぐるみ姿でショーの通し練習をさせ、アルバイトの男性=当時(28)=を熱中症で死亡させたとしている。

ひらかたパークによると、事故後はスタッフ全員に熱中症などの異変を知らせるリストバンド型のデバイスを持たせており、「体調管理などの安全対策を徹底して再発を防止したい」としている。https://news.livedoor.com/article/detail/21840706/