陰毛・ワキ毛の存在理由をめぐる説で最も有力なのがこれ。「異性にモテるため」という説です。

頭髪と違い、ワキ毛と陰毛は第二次性徴期に急に生え出します。アポクリン汗腺が活発になり、タンパク質と諸々の油っぽい物質が混じって分泌され始めるのもこの時期です。
同じ汗腺でも、身体全体に分布しているメジャーなエクリン汗腺と違い、このアポクリン腺の集中ゾーンは限られているのですが、その限られた中に脇の下と性器も含まれてます。

しかもワキ毛と陰毛は50の坂を越えると急に、ハゲ出します。こうして考えてくると、やっぱり交配相手を探す任務と関わりがありそうですよね。もちろんこれはざっくりした話であって性交に年齢制限などないとも言えるのですが…。

要するに「異性を引き寄せるフェロモンを染みこませるのが毛の存在理由だ」というのがこの説。先述の分泌物は最初は無臭ですが、しばらく経つと微生物の働きでジャコウの香りに変わります。こうして生殖能力があるというサインを異性に送ってるのです。
https://www.gizmodo.jp/2014/07/post_14837.html