阪神は1995年以来、27年ぶりの開幕5連敗。この日も打線が振るわず、7回途中6失点(自責点5)の先発・伊藤将は今季初黒星を喫した。

 阪神は0−0で迎えた5回、今季初スタメンの6番ロハス・ジュニアが先制の1号ソロを左翼席へ運ぶも、8回まで散発の4安打で1得点。7点を追う9回に4番・佐藤輝の右前適時打などで2点を返したが焼石に水だった。

 先発の伊藤将は5回まで2安打無失点と好投。しかし1点リードで迎えた6回、二死一、二塁のピンチを招き、一塁・マルテを強襲する同点適時内野安打を許した。続く會澤には右前適時打を浴び逆転されると、続く末包の遊ゴロを遊撃・中野が痛恨のトンネル。適時失策で3点目を失った。

 2点ビハインドの7回も続投したが、先頭から3連打を浴び4失点目。リリーフした浜地も広島打線の勢いを止められず、伊藤将の登板結果は7回途中9安打6失点(自責点5)となった。8回には三塁・大山の適時失策で7失点目。6回以降は随所に守備に綻びが出て、終わってみれば大敗での開幕5連敗となった。

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