2020年に始まった新型コロナウイルス感染症のパンデミックがなかなか収束の兆しを見せず、さらに2022年2月からはロシアによるウクライナ侵攻で多くの人が犠牲になったり避難を余儀なくされたりしています。こうした悲惨な出来事に関するニュースを読み続けてしまう「ドゥームスクローリング(Doomscrolling)」について、専門家が解説しました。

非営利の学術系メディア・The Conversationに記事を寄稿したケンブリッジ大学臨床神経心理学教授のバーバラ・サハキアン氏らによると、面白い映画などから元気をもらったり、逆に悲しいドラマなどで気分が落ち込んだりしてしまうのには、「気分誘導」と「共感」という2つの心理現象が関わっているとのこと。
https://gigazine.net/news/20220409-doomscrolling-reading-negative-news/