世界最大の独立系石油商社ビトル・グループは、ロシア産原油と製品のトレーディングを今年末までに完全に停止する意向だ。

  ビトルの広報担当者は電子メールで、同社が取り扱うロシア産原油の量は「現在の契約上の義務が減るのに伴い、第2四半期には大幅に減少する」と説明。特に指示がない限り、同社は原油と製品の取引を停止する方針で「2022年末までには完了する見通しだ」とした。

  同社はロシア産原油などの製品で新たな取引を行わない考えもあらためて表明。ロシアによるウクライナ侵攻以来、購入は既存の契約の一環だと同社は強調している。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-13/RA981HT0G1KW01?srnd=cojp-v2