外国為替市場でおよそ20年ぶりの円安水準となる、一時、1ドル=126円台まで下落したことについて、松野官房長官は「為替の安定は重要であり、急速な変動は望ましくない」との考えを示しました。
松野博一官房長官
「為替の安定は重要であり、急速な変動は望ましくないと考えています。政府としては、特に最近の円安の進行を含め、為替市場の動向や日本経済への影響をしっかりと緊張感を持って注視をしてまいりたい」
松野官房長官は、円相場の水準などについてコメントすることは差し控えたいとした上で、このように述べました。
また、為替政策について、G7=主要7か国での▽為替市場における行動は緊密に協議をする、▽過度の変動や無秩序な動きは経済や金融の安定に悪影響を与えるなどの合意事項に基づき、
「アメリカなどの通貨当局と緊密な意思疎通を図り、適切に対応していきたい」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f720576fe0f4cb55da2ed8b4f5a685bde72d437