ウクライナ南東部マリウポリの「新市長」として親ロシア派から選ばれた人物が、ロシアメディアとのインタビューで、ロシアの通貨ルーブルなどを導入する予定だと明らかにしました。

今月6日、親ロシア派の「ドネツク人民共和国」は隣接する南東部のマリウポリについて、現市長が存在しているにもかかわらず一方的に「新しい市長」を選びました。

その「新市長」を名乗るコンスタンチン・イワシュシェンコ氏は12日、ロシア紙「イズベスチヤ」のインタビューで、ロシア通貨ルーブルを近い将来、マリウポリに導入すると明らかにしました。

また、マリウポリ市民は「ドネツク人民共和国」とロシア両方のパスポートを取得することができるようになるとしています。

ロシア軍がマリウポリ制圧に向け攻勢を強める中、親ロシア派が実効支配を進める姿勢をアピールする意図がうかがえます。
(13日23:18)
TBSテレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a2008d9d499d0acc3c6c54cbc0eb830d11058d0