岐阜市内の医療機関が誤って使用期限が最大で142日過ぎた新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことが分かりました。

 岐阜市によりますと、この医療機関は2021年9月から10月にかけ、10代から90代の男女29人に対し、合わせて42回、使用期限が切れたファイザー社製ワクチンを接種したということです。

 使用期限は29日から142日過ぎていましたが、これまでに健康被害は確認されていないということです。

 この医療機関が、使用期限を十分に把握していなかったのが原因で、市が市民の接種履歴を確認する中で、今回の誤接種がわかりました。

 市は、抗体量が不十分な人には再度ワクチンを接種する一方、この医療機関との委託契約を解除することにしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2906fd24da9699f42031a323ab8f90da942fe901?source=rss