フロリダ州、ディズニーの自治権を剥奪する法案を可決。2022年4月20日にフロリダ州上院にて可決しました。法案が成立するためには下院の通過、およびデサンティス州知事の署名が必要となります。



現在、ウォルト・ディズニー・ワールドのある地区はディズニーが自治権を持っており、消防や電力を含むインフラをディズニーが管理する代わりに税制優遇を得ることになっています。

引き金になったのは“Don‘t Say Gay”法案と呼ばれるものへのディズニーの反応で、ディズニーはこの法案成立をきっかけにデサンティス州知事およびフロリダ州と対立を深め、政治献金なども停止しています。これに対してのフロリダ州の対抗措置がこの自治権剥奪です。

ただし、Orlando Sentinelは専門家の分析として、ディズニーが持つ権利については該当地域の住民投票がなければ完全な解散は不可能であると述べています。