営業マンは20年で100万人消滅!「営業不要」で生き残る企業の条件
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100万人の営業マンが消えた

「10年後には営業という概念がなくなっていると確信している」。こう話すのは、これまでベンチャーキャピタリストとして、
さまざまなベンチャー投資や株式上場支援を行ってきた日本創生投資で代表取締役社長を務める三戸政和さんだ。
そんな三戸さんの新刊『営業はいらない』から一部を抜粋し、営業が急減する激動の時代に合う経営戦略と、
営業マンなしで成功する企業の例を紹介する。

営業マン受難の時代を証明するかのように、この20年の間、営業マンの数は2001年の968万人から、
2018年にはついに864万人にまで減少した。
これはピーク時に比べて、約100万人の営業マンが消滅したことを意味している。

営業マンが減少している原因としては、前述したインターネットの普及のほか、
流通構造の革新や合理化もその要因の一つとして考えられる。

具体的には、元卸や仲卸といった複雑な卸売構造が見直されたことや、
フランチャイズシステムの発達により全国にチェーン店が普及したことなどが挙げられる。