ノルマに苦しむ営業マンたちの新たなる"憂鬱"
https://toyokeizai.net/articles/-/328886

「郵便局の保険押し売り問題」がいまもって日本中の耳目を集めている。
郵便局員が、顧客の不利益となるような形で保険を販売していた問題だ。
牧歌的に仕事をしていると思われていた彼らに、なぜここまでして契約を取る必要があったのか。
その背景には、過剰なノルマの存在がうかがえる。

郵便局では多くの局で、昨年度実績の2倍、中には3倍もの目標が割り当てられているところもあった。
ノルマを達成できない職員には、「恫喝研修」「懲罰研修」と呼ばれる研修も行われていたという。

局員に課せられた過剰な営業ノルマの矛先が顧客に向かい、高齢者を中心に、
必要のない保険を契約させられる。このようなゆがんだ実態が浮き彫りとなった。