https://i.imgur.com/ADxv8tm.jpg

全般にすべて右上がりで、高齢者ほど問題を感じる人が増えている。
とくに女性で上昇が顕著であり、20代の女性ではこの広告に問題を感じるのは18%しかいないのが、30代で27%に増え、40代と50代では34%と33%に増加する。
20代の女性と40代以上の女性では2倍に近い差がある。年齢による感じ方の差は大きい。

最初の問題意識に戻ると、高齢者ほど広告に批判的なので、
先に述べたジェンダー論の広がり仮説と萌え絵への慣れ仮説では、萌え絵への慣れ仮説の方が支持されたことになる。
漫画やアニメ調の絵が電車や街角ポスターなどに大々的に出始めたのはおそらく2000年ごろ以降である。
現在の20代の若年層にとって萌え絵は生まれたときから周りにある日常風景であり、抵抗が少ない。
これに対し40代以上の人にとっては萌え絵の日常世界への大量進出は大人になってから体験した出来事であり、違和感がぬぐえないのではないかと考えられる。 

もしこの解釈が正しいとすると、価値観のアプデートが必要という議論には注意が必要である。
しばしばこの種の論争では、表現を批判する側が価値観のアプデートが必要と述べることがある。
その趣旨は新しい価値観に切り替えるべきということであるが、この年齢別のグラフが世代の違いを表すなら、批判側の思惑とは逆になる。
時間の経過ともに萌え絵に抵抗を感じない人が増え、広告を容認する人が増えるからである。
時代の流れに乗ることがアプデートなら、アプデートとは萌え絵を容認することを意味する。
https://synodos.jp/opinion/society/27932/


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【悲報】「月曜日のたわわを問題視するのは40代女性」という調査結果→『更年期のしわわ』という酷すぎるスラングが生まれるw★3皺目
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