軽井沢町の旧軽井沢銀座通りにある老舗ジャム店。売り上げはコロナ禍前の半分以下にまで落ちています。

中山のジャム中山淳子さん
「少ないですね人の数が。(ゴールデンウイーク)にぎやかになって欲しいです。買っていただかなくてもいいから人出になって欲しいですね」

コロナ禍前は1日10組ほどの利用していたという人力車も最近では稼働しない日も少なくありません。客を集めるためSNSでの発信にも力を入れています。

軽井沢人力車てやんでぃ屋 六嶋浩さん
「不安もありますけれどもゴールデンウイーク1人でも多くみなさんマスクとかワクチン打って気を付けてきてくださっているので皆さんを信頼してどんどん来ていただきたいなと思っています」

東京駅から新幹線でおよそ1時間の軽井沢。町内にあるホテル音羽ノ森はゴールデンウイーク中、首都圏からの客でほぼ満室となっています。しかし、感染拡大に不安は拭えません。

旧軽井沢ホテル音羽ノ森 鈴木健夫代表取締役
「半数以上の方がキャンセルされてしまうケースが(コロナ禍で)4,5回ありましたかね。
ワクチンも3回打った方が結構いらっしゃいますし、今までのようなキャンセルにはならないかと思いますけれど、
その辺を心配されるお客様にとってはキャンセルされるのも仕方ないかなとは思っていますけれどもね」

小林尚史 記者
「まもなくGWですが、こちらではまだまだ白銀の世界が広がっています。皆さん春スキーを楽しんでいます。」

北安曇郡白馬村にあるスキー場「Hakuba47」。今シーズンは多くの雪に恵まれ今も全てのコースを滑ることができます。

新型コロナの影響で今シーズンも外国人客は見込めませんでしたが密を避けられることから昨シーズンの1.3倍の客が訪れました。回復の大きな要因となっているのが。

小林尚史 記者
「通常5500円のこの「1日リフト券」。実は半額の2750円で購入することができるんです」

長野県の観光誘客キャンペーン「ウェルカム信州アクティビティ割」。県の補助を受けて1日リフト券を半額で買うことができるものです。

現時点では長野県内14のスキー場でGW期間中も利用できるといいシーズン終盤の集客のカギとなります。

担当者は
「雪もたくさんありますので少しでも楽しんでいただけるように感染症対策をしっかりとりながらお客さまにも協力いただいて。ぜひ春のスキーを楽しんでもらえたらいいかなと思います」

「Hakuba47」の今シーズンの営業は5月5日までの予定ですが雪の状況次第では8日まで延長するということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2baa1b30f2359a9af480a1d99d9c4a2ea465aefe