各務原での生活「安心と不安」 来日1カ月、ウクライナ避難家族

ロシア軍の侵攻による戦禍から逃れるため、ウクライナ人の3世代の家族計4人が、親族を頼って各務原市に避難してきた。来日から20日で1カ月。身の安全が確保され、日本での暮らしに慣れてきたものの、言葉や文化の違いから外出もままならない。
いつまで日本にいるのかも含め、この先の生活を見通せずにいる。 
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侵攻を受けるウクライナから逃れてきた(右から)ナタリアさん、エヴァさん、ミアちゃん、イルドミーラさん


学校へ行くのが楽しみなエヴァちゃん。しかし、心配もあります。

母親のナタリヤさん
「まだまだ日本語が一番心配です。子供達や先生としっかり会話できるか心配しています」

叔母のスビトラーナさん
「言葉が分からないと、ちゃんと勉強できるかどうか、宿題はできるかどうか(心配です)」

他にも心配しているのは、文化の違いです。

叔母のスビトラーナさん
「日本の学校の方が(規則が)厳しい。いろんな細かいところ。例えばピアスでも日本の学校はダメですよね。私たちの国では全然問題ない。ちょっとしたマニュキュアも大丈夫だし、女の子は。服でも髪型でもみんな自由な感じ。これは全部はずして、ネックレスとか全部はずして学校行くと思います。元々の日本のルールだから守らなきゃいけないと思って」