山梨人骨発見 何度も捜索の現場でなぜ…大雨や野生動物の影響か
2022/5/12 22:08

山梨県道志村のキャンプ場で令和元年9月に行方不明になった小倉美咲さんは、数多くの人々が捜索に携わり、何度も周辺をめぐるなどしていたが、「手がかり」は一切つかめなかった。約2年半の歳月を経て付近から人骨が発見され、今回の鑑定で骨は美咲さんの可能性が高まった。県警は事件と事故の両面で調べているが、骨が見つかった場所は美咲さんが1人で向かったとされる小川とは逆方向になる。なぜ発見が今になり、この場所だったのか。

県警によると、骨が最初に見つかったのは、キャンプ場から約600メートル東の急な斜面の枯れ沢だった。その後、200〜300メートル離れた急斜面で、美咲さんのものと類似する靴と靴下の片方や、肩甲骨の一部なども相次いで見つかった。

捜査関係者によると、頭の骨については死後数年が経過。県警は行方不明となった直後に何らかの事件に巻き込まれたか、事故に遭った可能性もあるとみている。

https://www.sankei.com/article/20220512-DYDRC6OBSFKJRJVUUQTFP6PIAM/