新潟・妻子殺害事件被告の夫、7か月前にも2人の殺害を計画した疑いで近く再逮捕へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/1084a56b4b66f64e6448cbd56a81a5365b1e8643

 新潟市南区の自宅で昨年11月に妻(当時29歳)と長女(同1歳)を絞殺したとして、殺人罪に問われている男(29)が、事件の約7か月前にも2人を殺害しようとしたとして、新潟県警が殺人未遂容疑で男の逮捕状を取ったことが、捜査関係者への取材でわかった。県警は「執拗(しつよう)で計画的な殺意があった」とみており、近く再逮捕する。

 捜査関係者によると、元看護師の渡辺健被告は昨年3月下旬、自宅で妻の春香さんが日頃飲んでいる飲料水に睡眠導入剤を混入し、春香さんが飲んだことを知りながら、長女の純(すなお)ちゃんを乗せて車で出かけるのを止めず、交通事故を起こさせ、殺害しようとした疑いが持たれている。春香さんは市内で単独事故を起こしたが、2人にけがはなかった。

 新潟地検は、渡辺被告が昨年11月7日、自宅で妻が首つり自殺をしたように装い、2人の首をロープで絞めて殺害したとして、渡辺被告を殺人罪で起訴している。