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●記者
「見てください、こちら、木の幹から綺麗に曲線を描いて水が噴き出しています」

●水流れる音
勢いよく水を噴き出すこの木は樹齢40年以上のメタセコイアです。今月3日、富山県空港スポーツ緑地で遊びに来ていた子どもが発見しました。

●子どもたち
「えー!おしっこしとる!おしっこ!おしっこしとる!こんなんはじめて見た」
それにしてもなぜこんなところから水が噴き出したのでしょうか。

●富山県空港スポーツ緑地・長谷川暁信所長
「たまたま水道管が木の真下で、上向きにひびが入った。木にちょうどそこから空洞があった。木に穴が開いていた。いろんな偶然が重なった奇跡の現象だと思います」
大きく伸びた木の根が水道管を圧迫。そこからひびが入り、漏れた水が木の中を通ってでてきたというなんとも珍しい現象。発見されて以降、多くの人が訪れ、ちょっとした観光スポットになっています。

●子どもたち「気持ちいい、冷たい」「おしっこしとるみたいな木だね、木がおしっこしていて不思議だよね」

●長谷川所長「ここまで注目されるとは思っていませんでしたし、本当にたくさんの方がいらっしゃっていますので、せっかくだからこういった木から水がという不思議な現象が何らかの形で見せてあげられれば」

16日は朝から水道管の工事が行われ、現在、水はいったんストップしています。今月中に樹木医が木の内部の状態や腐り具合をチェック。
問題がなければ、来月以降、バルブをひねると水が出るという仕組みでこの現象が楽しめるようにするということです。果たして富山県内に新たな珍スポット誕生となるのでしょうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8754c5ff4ac3f0f8ff092ef7142260fa0020eb26