日本がリアルな構造改革をするには“時すでに遅し”なのです。日本の財政赤字は莫大過ぎ、チェンジをするには時間もかかるからです。これは、長い間、政府が問題に気づいていながらもそれを棚上げにし、長期的視野でプランニングをしてこなかった結果でしょう」

 バス氏は“日本経済回復のための処方箋はもはやない”とまで明言していた。

 とすれば、“人口減少による日本消滅”より先に日本を待ち受けているのは、“財政破綻による日本消滅”なのかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20220515-00295968