日本の炊飯器は、熱源と加熱方法により3つに大別される。「電熱ヒーター」をマイコンで制御する「マイコン」と呼ばれるグループ、「IH(電磁誘導加熱)」を熱源に使っている「IH」グループ。そして熱源は「IH」で「圧力システム」を組み込んだ「IH+圧力」と呼ばれるグループ。

 価格順に並べると、日本市場は、

1万円以下が「マイコン」
2万円以下が「IH」
4万円以上が「IH+圧力」
 フラッグシップである最上位機種のモデルの価格差は、多くの場合、内釜の差だ。内釜は、蓄熱性が高く、微妙な温度コントールを可能にしなければならない。

 この内釜に各メーカー技術てんこ盛り、すごく技術も、コストも高い。象印の南部鉄器、タイガーの土鍋、三菱の炭など、色々なメーカーが覇を競っている。

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/26607?layout=b