ゴーン被告を巡っては、経営トップだった仏自動車大手ルノーの資金を不正に流用した疑いがあるとして、フランス捜査当局が国際逮捕状を出していた。レバノン政府は、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて、国際手配を受けたという。

 同通信によると、ゴーン被告はマネーロンダリング(資金洗浄)容疑などで事情聴取を受けた後、解放された。レバノンの司法当局者は「もしマネーロンダリングや資金の不正流用が立証されれば、レバノン国内で裁かれることになる」とし、仏捜査当局に詳細な情報を求めた。


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