「聘珍樓本店」を経営、(株)聘珍樓が破産

本店以外は別法人が運営

 (株)聘珍樓(TSR企業コード:028031130、法人番号:7020001125911、横浜市中区山下町157-3、設立2018(平成30)年4月、資本金100万円、林衛社長)は6月2日、横浜地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には増田尚弁護士(多摩川法律事務所、川崎市幸区堀川町580)が選任された。
 負債総額は約3億500万円。

 1967年7月設立の(株)聘珍樓(TSR企業コード:350252912、法人番号:5020001028752、横浜市)が源流。同社は、不採算店舗への投資負担などで債務超過に陥り、2017年3月に負債約25億円を抱え、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。

 その後、同社が経営していた横浜中華街の老舗中華料理店「聘珍楼本店」の経営を当社が継承した。しかし、経営環境は好転せず、債務の支払いが滞るなか、今年3月に5月15日で同店を閉鎖すると発表。その後、債権者から破産を申し立てられ、今回の措置となった。
 なお、本店以外は別法人が経営している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/721d7d60699e456e76e1e8dea4c756295dbf6930