仲間キャラクターのひとり・ワッカがネットミームに

『FF10』を巡る予期せぬトピック。ひとつは、主要関連人物のネットミーム化だ。同タイトルに登場する仲間キャラクターのひとり・ワッカが、動画サービスに投稿された二次創作をきっかけに一部でトレンドとなり、その存在、発言などが注目を浴びている。

5月7日に投稿された話題の動画は、1か月近くが経過した現在、ニコニコ動画で約260万再生、YouTubeで約210万再生となっている。軽快なリズム、キャッチーなメロディとともに『FF10』やワッカ個人の“あるある”を盛り込んだ内容が、同タイトルをよく知る視聴者に受け、広く拡散されたようだ。現在では、独特のクセを持つ彼の口調をモチーフに、「ワッカ構文」と呼ばれる語り口がアンダーグラウンドで流行しつつある。

 詳細については、人により不快感を覚える可能性、二次創作においてグレーな著作権問題などをはらむため、割愛する。気になる方は、ここに記載したキーワードを頼りに自己責任で検索してほしい。

 とはいえ、なかにはこの動画を観たことがきっかけで『FF10』を知り、作品自体に興味を持ったというフリークもいるだろう。IPにとっては、(かなり限定的ではあるが)必ずしもマイナスな影響ばかりではないと言えそうだ。

https://realsound.jp/tech/2022/06/post-1044299.html