https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62a685eae4b06169ca8d225d「労働者が、人間として安心して生活し、働ける社会を」ーー。

過重労働や賃金不払い、暴力や妊娠中絶の強要...。外国人技能実習生に対する
人権侵害が後を絶たない中、技能実習制度の廃止を求める動きが全国に広がっている。

6月12日昼、東京・上野。雨が降りしきる中、技能実習生や支援者ら約200人が
デモ行進し、外国人技能実習制度の廃止を求めて声を上げた。

シュプレヒコールのほか、労働者の保護を訴えるスペイン語の歌声も響いた。
沿道の店のスタッフたちが店外に出て、デモの列に視線を送っていた。

デモは、NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)など全国の
団体やネットワークでつくる「外国人技能実習制度廃止!全国キャラバン」
実行委員会が主催した。

キャラバンは5月下旬に発足。制度廃止を目指し、これまでに43都道府県で
街頭スタンディングなどの活動を繰り広げてきたという。